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11猫の賑やか大所帯も今は昔。20年の時を経て、全員虹の橋へお引越ししてしまいました。これにて当blogも店じまいとしたいと存じます。
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秀の1周忌
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今日は秀の命日。早いもので、1周忌です。

早朝3時半前後頃だったから、日付的に今日でも、昨日からまたがっている感覚があって、昨日からあまり平静でいられませんでした。
ふとしたきっかけで、当時の感覚が甦ってしまって……細かいところまで鮮明に思い出してしまい、涙腺が狂っているんじゃないかと思うくらい涙が出て止まらなかったり。

そうは言っても、手のかかる連中がしこたまいるので(笑)、泣いてばかりいるわけじゃないんだけど。怒ったり怒鳴ったり、笑ったり謝ったり。いつもと変わらず、賑やかに過ごしています。

思い出してしまう原因のひとつは、きっと、この季節の空気。

去年の昨日も今日も、良いお天気でした。
今年の昨日も今日も、やっぱり良いお天気です。

抜けるような秋の青空が広がり、柔らかい晩秋の日差しがリビングいっぱいに入り込んでいて……ああ、昨年の昨日も今日もこんな感じだったな、と。

昨日の昼前、はめ込み窓から入る日の光の中、リビングに敷いた布団の上で、最後の皮下補液をしたっけ。もう病院に連れて行けないほど弱っていたから、頼みこんで、いつもの3種類の薬をシリンジに入れてもらい、持って帰って補液と一緒に私が注入した。
何度も針が抜けてしまい、刺し直したから、秀は痛かっただろう。慣れないせいで最後に入れた薬は秀の体には入らなかった。……もう、入っても意味をなさなかったけれど。

昨日の深夜……もう何も吐くものがないはずの秀が何度も嘔吐を繰り返し、胆汁まで吐くのを見ていられなくて、刺すような冷たい空気の中、そっと車を出して夜間救急病院に行った。もう手の施しようがないことはわかっていたけれど、少しでも楽にしてやりたかった。
酸素室に入れてもらって、少し落ち着いたところで帰って来た。ただもう、家までもたないかもしれないほど虫の息になっていた。免許を持っていないダンナが付き添い、私が運転していたからだろうか。秀は、車の中でこと切れることなく、家に入って私たち2人の腕に包まれた瞬間に逝ってしまった。

夜間病院に行く直前、激しく嘔吐し始めた秀。
泣いて声が出ない私に、ダンナは、「大丈夫」と言い、秀を「落ち着いて、しっかり、しっかり」と一所懸命に撫でていた。
ようやく声が出るようになった私が、「もういいよ、秀ちゃん、がんばらなくていいから。もう楽になっていいから」と言うと、ダンナは驚いたような顔をしていた。
私が秀が死にそうなのが不安で泣いていると思っていたのだろう。その時、私が泣いていたのは、秀が苦しんでいるのが辛かったのだ、と気づいたようだった。同時に、私も気づいた。ダンナは、身近なモノの死を目の当たりにするのは初めてだったのだ、と。
私には、過去に何度か動物の死を看取った経験があったから、もうムリだということはわかっていた。もちろん、そんな状態から持ち直すことだってある。それを願う気持ちもあったけれど……。

仮眠を取って、朝、いつもの時間にダンナは会社に行った。私は、1日中、やっぱりリビングの奥深くまで届く柔らかい日差しの中で、秀の傍らにいた。
逝ってしまった直後は見開いていた目も口も、少し押さえて閉じてやったら、うっすらと目を閉じて日向ぼっこをしながら眠っているようで……ペット葬儀を扱う葬儀社の人が、ブルー地に宇宙の絵が描かれたかわいいダンボール箱の棺を持って来てくれて、ちょこんとそこに収まった秀は、かわいくてかわいくて、もう生きていない、秀の魂はそこにはないとわかっていても、そのままずっと置いておきたかった。

でも、火葬場に行って、秀の体が炉に入っていった時には、もう、そこに秀はいない、という不思議なほど落ち着いた実感があったから、それほど涙は出なかった。

あれから1年。もう1年、まだ1年。
それでも、時は進む。
たった1年のこの間に、ずいぶん色々と変わってしまった。さすがに預かりとはいえ犬がいることになろうとは、当時は予想もしなかったけど。(笑) 預かった当初も、よもや秀の1周忌を一緒に迎える羽目になろうとは思いもしなかったが。(苦笑)
トム君ばかりか、野良や捨て猫ばかりで今まで縁のなかった洋猫(ペルシャMIX)のノエルもいる。子供のいない我が家にとって、劇的な日常の変化というものは起こりにくいものではあるけれど、こうして小さな変化を繰り返して日々は進んでいくのだな、と思う。
来年の今日は、どうなっているのだろうか。そして、今年とはまた違う秀への感覚をもつことになるのだろうか。願わくば、せめてあと数年、我が家のメンバーがひとりも欠けることのないように、と、心から願う。

あ……来年の今日も、トム君やノエル君と一緒に迎えるのは、それはちょっと問題か。(笑)
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Top▲ | by mana_blog | 2008-11-21 22:48 | うちの猫 | Trackback | Comments(2)
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Commented by レイナ at 2008-11-23 19:55 x
ペットの死はいつか来るから、受け入れる覚悟をしてともに過ごすわけですが。。。やはり辛いですよね><

でもペットの死がなければ里親とかには関わっていなかったです。いろんな縁があるんだな~とつくづく思います。

ノエル君、かわいくなっているんだろうな~。今度遊びに行かせて~~~。
Commented by mana_blog at 2008-11-24 02:25
>レイナさん
そうなんですよね。私の方が先に逝ってしまっては困るので、見送る覚悟はしているつもりなのだけど、やっぱりその時がくると後を追いたくなるほど辛いです。
今は他の子たちがいるから後は追えないけど。
とにかく、今のうちの子たちを全員見送るまでは死ねない! と思っているのだけど、最後の子まで耐えられるだろうか、なーんて弱気になっちゃったりね。いかん、いかん。(^_^;)

私も、秀のことがなければ、ボラの再開はしなかったと思います。ボラ再開しちゃったせいでうちの子たちには負担をかけてしまっているけれど……せめて、今以上に負担にならないようにはしたいけど。

ノエル君、すごいですよ! ゴロスリ猫誕生です。ぜひぜひ、いつでも会いに来てやってください♪
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