11猫の賑やか大所帯も今は昔。20年の時を経て、全員虹の橋へお引越ししてしまいました。これにて当blogも店じまいとしたいと存じます。
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Animal Skin |
2008年 02月 26日
電車に轢かれて大怪我をし、3本の足を切断する大手術をした猫ちゃんは、育生(なるみ)という仮名がつきました。
育生ちゃんの保護については、色々と変更がありました。 今後の治療・不自由な体での日々の生活へのケア・里親探し……やらなきゃいけないことは山積み。そして、何よりもお金がかかる。ありがたいことに、寄付や物資提供などを申し出て下さる方がいらっしゃるので、費用の点は何とかなりそうではある。 しかし、今まで猫の保護などしたことのない保護主さんにとっては、里親探しだけでも慣れないことです。そのうえ寄付金や提供物資などの管理をするなんて、自分1人でできるだろうか――そう悩んでいらっしゃいました。といって、私にしても、猫の預かりと里親探しのお手伝いはできるけれど、保護活動に関わる金銭類の管理までは、やはりやれる余裕があるとは思えません。 そんな中で、場所は少し遠いけれど、同じ県内で、障害をもった猫さんのお世話をした経験があり、寄付や物資の管理体制もきちんとできているボランティア団体の方から、 「うちで猫も預かり、そういった雑事の管理もしますよ」 という申し出がありました。責任感の強い保護主さんは、 「本来、保護した自分がやらなければならないことを、いくら『やります』と言ってくれたからといって、第三者に任せてしまっていいものだろうか」 と、相当迷われたそうですが、自分で全てやってみたとして、もしできなければ、結局は猫のためにもならないし、支援してくださる人たちにもかえって迷惑をかけてしまう結果になるかもしれない。それくらいならきちんと保護活動を確立している方に預かりや寄付の管理などはお任せし、自分は里親探しに専念する方が良いと判断され、そのお申し出のあったボランティアさんにお願いすることにされました。 ところが、退院後、すぐにボランティアさんのところへ行くことはできません。 「最低1週間はうちで診させてください」 と、手術をしてくださった病院の担当の先生がおっしゃったから。そこで、退院直後は予定通り我が家でお預かりし、担当の先生から許可が出たら、ボランティアさんのお家へ行くということに決まりました。 というわけで、本日より育生ちゃんは我が家にご滞在。期間は、傷の状態にもよりますが、約1週間ほどの予定。 午後、保護主さんと私でお迎えに行って来ました。 先生に抱っこされて診察室に入って来た育生ちゃんは、見違えるくらい元気になっていて、診察台から飛び降りそうな勢い。前日に傷の一部が開いてしまったそうで、縫い直しになってしまったとか。そのせいか、先生に念押しのように、 「傷がちゃんとくっつくまでは診せてくださいね」 と言われました。 といっても、経過は良いようですから、予定の1週間を大きく上回ることなくボランティアさんのお宅へ行かれることでしょう。 ボランティアさんは障害猫さんのケアにも慣れていらっしゃるうえ、かかりつけ病院との連携もばっちりだそうなので、保護主さんも私も安心して送り出すことができます。 それまでは、大切に我が家でお預かりしようと思います。 しかし、元気になった分、本来の野良っ気が出てきたのか、「体が辛い」より「怖い」の方が先に来るようになったのか、今まで以上に怖がっている様子で、先生にお話を聞いている間に診察台の上でおしっことウンチをしてしまいました。 ウンチは、うさぎのウンチみたいに丸いのをポロリ。形がしっかりあって、下痢などはしていないようで安心しましたが、逆に便秘ぎみかも? 家では、2階の東南角部屋、我が家で一番日当たりの良い部屋を貸し切りにして準備しておきました。 家についてさっそくケージに移動させると、ケージの中は安心だと思っているように見えました。ただし、 「人間は怖いにゃー」 という感じで、壁の方を向いてしまいました。 環境が変わったこともあって、緊張して体に力が入っている感じ。静かにさせてやった方がリラックスできるだろうと、すぐにケージの前カバーを下げて、保護主さんと私は部屋を出ました。 リビングで我が家の猫たちと遊んでいただきながら保護主さんと少し話をし、帰り際、顔を見に行くと、落ち着いて寝ていたようで顔がこちらを向いていました。 しかし、カバーを上げた途端、さっと緊張した顔になり、睨まれてしまいました。 うーん、やっぱり人間は怖いのか……。少しずつでも慣れてくれるといいのだけどなあ。 夜、エリザベスカラーを外してゴハンを口元に持って行ってあげても、やっぱり頭をのけぞらせて食べようとしません。私が見ていない方が食べるかと思い、ゴハンはそのまま置いて、カバーを下ろしました。 1時間ほどで見に行くと、きれいに食べてありました。 しかし、それから30分後、薬(パセトシン/抗生物質)を飲ませようとしたら、大興奮。それまでの様子から、抵抗されることは覚悟していたのですが、予想以上の興奮状態でした。何とか飲ませることはできましたが、指を咬まれてしまいました。 育生ちゃんを怖がらせないためにも、今後は直接飲ませるのではなく、ゴハンに混ぜた方が良さそうです。 興奮して暴れたこともあり、おしっこをしてしまったので、始末をしようとケージから出したら、物凄い勢いで部屋の端まで走って(這って?)行ったのでびっくり。 「育生ちゃん、走っちゃダメ!」 と大慌てで抱き上げて、急いで掃除してケージに戻しましたが、あんなに動いちゃって大丈夫なんだろうか。もしまた傷が開いたりしたら! と真っ青。ダンナに、 「どうしよう~~(:_;)」 と泣きつくと、 「大丈夫だよ。しっかり縫ってあるんだから、そんなに簡単に開いたりしないから」 「でもでもっ! 昨日、傷口開いて縫い直したってー」 「縫い直したんなら、ちゃんと縫合されてるんでしょ。平気だってば」 「でもでも、でも~~~(>_<)」 ダンナ、呆れてしまい、 「そんなに心配なら、もう少し入院させてた方がいいんじゃないの」 う…… それは嫌です。せっかく退院できたのに。 どんなに怖がってたって、病院よりはうちの方が環境いいはずだもん。 それからの数時間、“様子を見たい、でも今私が覗いたらまた興奮させちゃうし”と、悶々。ちょうどmixiのメッセージをくださった人にまで愚痴って慰めてもらっちゃったり……(情けない) そんな状態を解決してくれたのは、うちのるんたった娘・てちゅりんでした。 廊下でにゃおにゃお鳴いていた声に育生ちゃんが反応。でも、なんか声が変。かすれてるような気が……。やっぱり、具合悪くなっちゃったとかかっ!? ガマンできず、とうとう部屋にてちゅりんと一緒に乱入。すると……とっても元気でした。 てちゅりんが覗き込んだせいか、怖がって興奮することなく、目を丸くしてしっかりした声で一所懸命てちゅりんに向かって鳴いていました。 落ち着いて良く見れば、傷が開いた様子も全然なし。薬を飲ませる前、少し残していたご飯もしっかりと食べてあったし。 てちゅりんといえば、 「これだれー? 知らない子だよ~」 という感じで見てましたが、全然怒りもせず。しかも、一緒に入って来てしまった我が家のボス・千弥介は、一瞥しただけで全く興味示さず。 実は、千弥介の反応が一番不安だったので、かなり拍子抜け。何せ、庭に来る野良さんやお外自由な家猫さんたちに背中の毛をめいっぱい逆立てて怒りまくるような子ですからね、千弥介さんは。(--;) 他の猫たちの顔を見たせいか、育生ちゃんも、その後はずいぶん落ち着きました。てちゅりんと千弥介を外に出し、部屋の電気を消した後も、しばらくは呼ぶような甘えるような声で鳴いていたのがちょっとかわいそうでしたが……。 しかし、千弥介やてちゅりんの反応と、育生ちゃんの他の猫への態度を見ていると、やっぱりまだ子どものような気がします。 特に、千弥介が怒らなかったということは、「テリトリーを脅かす侵入者」とはならないほど幼いということではないかと思います。 病院の先生も、 「歯石が少し溜まっているからどうかなあ、でも、1歳になってないかも?」 と、おっしゃっていたとか。いずれにしろ、若いことは確かですね。 多少興奮させてしまったりしましたが、初日であればこんなものかな。うちに慣れる前に次のお家に行くことになるけれど、できるだけリラックスして快適に過ごせるように気を配ってあげたいと思います。 Top▲ |
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| 2008-02-26 23:00
| 保護猫・育生ちゃん
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